宇佐航空隊の世界Ⅰ
目 次
第一章「述懐」
宇佐海軍航空隊の思い出 椛田志津代
宇佐海軍航空隊と私 西山胡鬼
最後の青春の地 根本正良
宇佐海軍航空隊回顧 脇田教郎
宇佐海軍航空隊職員ニ告グ 山下博
宇佐空回顧 松本道弘
防空壕詳話 漆谷光男
宇佐八幡特別攻撃隊の回顧 松浪清
宇佐海軍航空隊の思い出 津々見成仁
宇佐海軍航空隊と私 賀来準吾
宇佐海軍航空隊の思い出 土田正則
「最後の特攻隊」と宇佐航空隊 奥田一弘
海軍航空隊予科練秘話 岩沢辰雄
柳ヶ浦駅に電灯がついた 賀川光夫
第三章「思い」
詩 着陸せぬ少年 長谷目源太
日 記 大石政則
遺 書 旗生良景
コラム「史跡としての航空隊」 小倉正五
第四章「偲ぶ」
宇佐空俯瞰 鹿瀬島元子
旅人たちの追憶 石松幸子
記憶をたどって 畠純子
第二章 「証言」
拝啓手塚様 柳敦則
軍国の少年時代 奥田亨
わが青春 松永キミカ
父糸永冬生のこと 糸永亘
宇佐空慰霊碑物語 小野忠男
ゆれる防空壕 江島晃教
終戰余話 池田光穂
宇佐海軍航空隊の思い出 紫雲玄成
空襲に遭った母校 用正智子
えんたいごう作りの奉仕作業 林ツユ子
戦争中の体験 池田才二
戦争中の思い出 辛島文子
戦争に明け暮れた中学時代 舟木淳一
昔むかしふるさとで 今戸公徳
グラビア「俯瞰」
第五章「資料」
米軍資料
海軍航空機解説
神風特別攻撃隊戦没者名簿
海軍航空隊用語解説
宇佐航空隊年表
後記にかえて(松木郁夫) より抜粋
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宇佐航空隊の取組の考え方の基本は、史跡「宇佐航空隊」 の発掘であった。 多様な意識を超えて宇佐航空隊を知ってもらいたいとの願いからの出発であっ た。しかし様々な人々の手記に溢れる熱い思いも、「宇佐航空隊」を知る手掛かりになる。数多くの手記の末尾に 異口同音に語られるのはやはり「平和」であった。地域づくりはまず故郷をよりよく知ること。
我々自身へ課題を課す意味もあって、読本の名称「宇佐航空隊の世界」の後に敢えて「I」を付した。
この「宇佐細見読本」はそのための手段であって、これが目的にであってはならないと思う。
過日、悪友に読本の話をしたところ、「カストリ本と言われぬよう継続すべし」と督励された。その意は昔のカストリ酒(筆者は知らぬが、おそらく強い酒であったに 違いない)を飲むごとく、三合で潰れる出版物のことらしい。願わくば、一升も二升も空にしてみたい。
高橋赫弘氏は、宇佐海軍航空隊の初代艦爆飛行隊長で、日米開戦の火ぶたとなる真珠湾攻撃の第一弾を投じた高橋赫一少佐のご子息。軍人は勿論、人として、親としての赫一氏が窺える寄稿文。中でも、赫弘氏の弟が幼くして肺炎で亡くなるところは、涙なくしては読めない。
宇佐航空隊の世界Ⅲ
宇佐航空隊の世界Ⅳ
清瀬保二の世界~民族派の音詩人を訪ねて~
宇佐細見読本八冊目に発刊された「清瀬保二の世界」より
「清瀬保二の世界」編集後記より(畠純子、松木郁夫、平田崇英)
「美しき天然」YOUTUBEで懐かしのメロディを聞く!サーカスの呼び込みや、たまに来たチンドン屋を思い起こす!