読売新聞 道あり 2024年6月25日~7月4日

宇佐市民図書館主催「文学のなかの宇佐航空隊」2001年開催

開催主旨 下記のあいさつ文より

ごあいさつ

戦後56年目の今年。 815日には、21世紀最初の終戦記念日を迎えます。戦争の体験者や証言者は、年々少なくなっていきますが、 平和のありがたさや大切さを21世紀にも継承していくためには、戦争を遠い過去の記憶として風化させては なりません。

戦時中、宇佐には海軍の航空基地がつくられ、特攻隊が飛び立ち、住民をもまきこんだ激しい空襲にもみまわれました。 そのため、宇佐市には、戦闘機を空襲からまもるためにつくられた掩体壕をはじめとする戦争遺構や、戦争を物語るなまなましい遺品・遺物が残っています。

また、文学の世界では、阿川弘之の『雲の墓標』や内田康夫の『はちまん』、そして城山三郎の近作 「花びらの幸福」 (単行 本で『指揮官たちの特攻』と改題)にいたるまで、宇佐航空隊にまつわる多くの作品が書かれてきました。

そこで今回は、宇佐航空隊をあつかった小説を集め、作家がいかに戦争をみつめ、何を描き、何を伝えようとしたのかを中心に「文学のなかの宇佐航空隊」展を開催することにいたしま した。

この展示が、 新世紀の世界平和に少しでも役立つことができればうれしく思います。 どうぞ、ごゆっくりご覧ください。

 

平成138

マスコミの切り取り、やらせ、誘導報道はすでにこの時から (笑)