宇佐市教育委員会が主催する「宇佐学講座」に行ってきた。本年度テーマは「宇佐海軍航空隊」その基調講演を平田宇佐市塾塾頭が行った。
その中での「笑」と「涙」の話
次に「涙」の部
特攻隊員への思いをこの3句に!詠んだのは誰か?
句にある「君」とは松場進少尉であることが後に判明
(第3八幡護皇隊で散華。早稲田体操部主将でオリンピック出場予定だった)
1、長洲の人との風評があったが、句に「汽車時間」があることから、長洲では
なく中津ではないか? 航空隊のある柳ヶ浦から中津までは汽車の距離。長洲
であれば汽車は不要!
2、これらの句を詠めるのはかなりの教養人。当時、中津には県立高等女学校が
あり、この卒業生ではないか?
3、平田氏は1、2の目星により、高等女学校出身者に調査を依頼した。しばらく
進展はなかったが、ある時、女学校同窓会があり、依頼を受けた方がその話
をしていたら、「それは私です」と名乗り出た女性がいた。
・句にあルマフラーは、知人により届けられていたが、母親は隠していた。
・結婚が決まった時、母親は「花嫁道具の化粧台の鏡覆いは、そのマフラーを縫い込
んだものだ」と娘に明かしたと言う!
これでもうダメ!!!急ぎバッグからハンカチを取り出したが、鳴咽は周囲に
詳細は、「宇佐航空隊の世界Ⅳ」母と兄の思い出(松場洋子)をお読みください。