豊の国宇佐市塾4月例会において、平田塾頭が三和酒類本社にて講演された内容について紹介があった。
約40年前の東宝映画「連合艦隊」にまつわる裏話や戦争と平和に関する部分について、興味深く聞かせて頂いた。
『連合艦隊』(れんごうかんたい)は、1981年(昭和56年)に劇場封切り公開された東宝映画
以下ウィキペディアより
それまでの太平洋戦争をテーマにした戦争映画では、山本五十六などのような歴史に名を残す軍人を描いたものが多かったが、本作は「本郷家」と「小田切家」という、連合艦隊に関わった2つの架空の家族を中心にして、この時代と世相を描いている。実質的な主役は、本郷英一、本郷眞二、小田切武市、小田切正人の4人である。
本作で、この「市井の目から見た戦争映画」という様式が取られた背景には、監督の松林宗恵と脚本家の須崎勝彌に共通する、ある思い入れが介在している。両者はともに旧海軍の出身だが、彼らが過去に東宝で製作に関わった戦争映画は、いずれも英雄譚としての性格が強いものばかりだった。そのため、かねてより、「現在の日本の繁栄は無名の英霊達の犠牲の上に成り立っているのではないか、息子達を戦場に送り出した父母の思いは如何だったのか?」という疑問を抱いていたのだという。
監督
松林宗恵(本編)
中野昭慶(特技監督)
脚本 須崎勝彌
製作 田中友幸
出演者
小林桂樹
永島敏行(本郷栄一 海軍中将)
金田賢一(本郷真二 三高→大和)
中井貴一(小田切正人 海軍兵学校 特攻)
財津一郎(小田切武市 海軍兵曹長→大和)
高橋幸治
長門裕之
音楽
服部克久
谷村新司
該当のシーン